少しだけ欠けた月_季節風 秋
毎度ながら重松さんの本。
短編でとっても読みやすかった。
イタタタタ・・・って胸の中が痛くなる。
『まぁ~何とかなるさ!』って思いながら生きていても
胸の奥では気になってしまうこと。
それは自分の老化を感じるように、親だって年を取っていっているって事。
ワタシの両親はまだ若くて行動的。
・・・でも父は病気持ちだし、母は父と正反対の病院嫌い。
きっと具合が悪くなったときはかなり悪くなっているんじゃないか・・・。
旦那さんの両親はもう2人とも70歳を過ぎている。
自営で元気なお義母さんと無口なお義父さん。
・・・でもそれなりに病気もあるし、年々年を取ったって感じる。
長男なのに別に家を建ててしまった私たちを本当は怒っているんじゃないか?
長男と長女。どっちも自分の親は自分で看たい。
でもそれって可能?
・・・時々考えては切なくなって『その時になったら考えよう~っと』って..
それがこの物語の主人公とかぶってしまう。
こんな風に思っている人はたくさんいるんじゃないかな・・・。
長男なのに妹に両親を任せる長男の話。
老いた両親を故郷に残して都会で暮らす一人っ子の話。
どんな話も自分と重なるようで少し怖かった。
でも絶対逃げられない現実なのだ。
物語の世界じゃないところで本当に起きる話なんだ。
子供の頃もし両親が死んじゃったらどうしよう!!
って不安で泣いてしまった子供の時の気持ちとは少し違う。
でもでも・・・親にはいつまでも健康で元気で長生きして欲しい!!
そんなことを考えさせられたお話。
今回はちょっとまじめでした。
by rainbow-smiley
| 2009-04-14 17:57
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どたばた劇場
by rainbow-smiley
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